

見るだけでなく、さわることで得られる価値。ハーブガーデンがある日常
花園アレイの屋上には20種類以上のハーブが植えられた「ハーブガーデン」があります。このハーブガーデンを整備し、ハーブを用いたワークショップやイベントを主導してくださっているのは、アーティスト/プランツディレクター/博士(農学)の鎌田美希子さんです。ご自身の博士論文の研究にもハーブガーデンを活用されたという鎌田さんの活動内容や、植物と生きる価値、花園アレイにおけるハーブガーデンの役割などをお聞きしました。 モノとして消費される植物への違和感 ──緑化事業、研究、アートと様々な領域から植物に関わる鎌田さん。活動領域はどうやって広がったのでしょうか。 最初に始めたのは、オフィスの緑化事業です。小さな頃から植物が大好きで、大学院まで進学して、植物の遺伝子の研究をしていました。卒業後、土や緑が少ない東京のオフィス街で働くことに、少しずつ息苦しさのような感覚を抱くようになりました。 コンクリートジャングルの中にいるのが辛いのもありましたし、何より、多くの人が植物に興味を持っていないことに驚きました。それまでは植物を好きな人に囲まれた環境にいたので、多くの人が
2024年11月5日
