

「複数の意味」が同時に存在する居場所。仕事も会話も生まれる東京の実家
メンバーの軌跡を残す「花園アレイアーカイブズ」。今回は、2021年から入居されている建築家の榮家志保さんをご紹介します。ご自身の建築思想の根幹にある「複数の居場所が同時にある」という考え方。それが花園アレイという場の価値とどう響き合い、自身の活動の展望に繋がっているのか。その軌跡を伺いました。 入居時期 2021年-現在 榮家志保(えいかしほ) 建築家。京都大学工学部建築学科卒業後、東京藝術大学大学院美術研究科建築専攻を修了。大学院在学中にトルコへ留学。大西麻貴+百田有希/o+hを経て、2019年に自身の設計事務所を設立。住宅、店舗、展示会場構成、小規模ビルなど、規模や用途を問わず多岐にわたるプロジェクトを手がける。 「複数の居場所」が生まれる空間を ──まず、榮家さんが建築を設計される上で、大切にしていることを教えてください。 榮家:常に「複数の居場所が同時にある」ような空間を作りたいと思っています。例えば家やお店であっても、静かに過ごす人がいる隣で、複数人で楽しく話している場所がある、というように。一つの機能に一つの部屋を割り当てるのではなく
2025年11月12日
